鯉のぼりの工作をしてみよう！

端午の節句である子どもの日にあわせた、工作による鯉のぼりには様々な作品があります。

画用紙における鯉のぼりの工作方法には、まず色画用紙を筒状に丸めテープで止めて鯉のぼりの形を作ります。それに目や鱗の形に切った折り紙も貼りつけ完成し、４人家族の場合は４つの鯉のぼりを作って楽しめます。

色画用紙以外にも折り紙を使用し工作することも可能です。

またポールに見立てたストローに色画用紙で作った鯉のぼりと矢車を貼りつけることで、空を泳いでいるような可愛らしい鯉のぼりが表現できます。

木工用ボンドで鯉のぼりの形に切ったフェルトの裏に紐を貼りつけ、マスキングテープを使用し紐が取れないように止めます。この鯉のぼりを幾つか繋げることでフェルトを使用した吊るし飾りの鯉のぼりが完成します。切れ端を縫う作業もフェルトは必要がなく、紐をつける際にも木工用ボンドで貼りつけるだけです。そのため子どもと共に工作しやすい素材の１つになり、その上フェルト並びにちりめんなどの布は比較的丈夫なため１度作ることで翌年以降も長く楽しめるでしょう。

傘袋を使用したビニール袋の鯉のぼりは、油性ペンで傘袋に鯉のぼりのイラストを書き込みます。その後折り紙を使用した鱗を、貼りつけ膨らませるだけの工作方法で完成します。ビニール袋の中には色のついた傘袋、または細長い形をした傘袋など様々なタイプがあります。工夫次第でアレンジもしやすくスーパーの白いビニール袋を、鯉のぼりの形に切るなどの工夫も可能です。 部屋の中でも飾れる折り紙や割り箸を使用した簡単な立体鯉のぼりを、工作する際に用意する材料と道具などがあります。

風車用の折り紙２枚と鯉のぼり用の折り紙が２枚から３枚、爪楊枝１本にストロー１本と割り箸１本さらには木工ボンドとのりやサインペンなどになります。

作り方の手順として最初に鯉を作るため折り紙を表向きに置き、少し折り返すことで鯉の口になる部分を作ります。筒状にして重なった部分を中に挟み込んだ後のりづけしてとめ、端をねじり尻尾の部分を作ってサインペンで目や鱗を描けば鯉のぼりの完成です。

風車の作り方はまず２回三角に折った折り紙を開き２センチ程度中心部分を残し、折り目に沿って切り込みを入れた後中心部分より少し奥まで折り返しのりでとめます。爪楊枝を風車の中心部分に刺し、ストローを風車の裏から差し込めば風車の完成です。割り箸に折り紙で手作りした鯉、及び風車を固定することで立体鯉のぼりが完成します。真鯉と緋鯉や子鯉が大きさの違う、鯉のぼりを何匹か作ることで泳いでいるように仕上がります。

鯉のぼりを子どもと共に工作する際は、飾り方を工夫することが大切です。

壁にガーランドとして、画用紙で５つ程作った鯉のぼりに紐を通し飾りつけてみましょう。黄色い折り紙で作った風車及び４色のカラフルなリボンを、吹流しとして一緒に飾りつけることで可愛らしく仕上がります。

さらにはガーランドとして画用紙もしくはフェルトで作った鯉のぼりを壁に飾ることや、ベビーベッドの上に飾ると赤ちゃんも興味深く眺めることもあるでしょう。鯉のぼりの形に切った画用紙に目をつけたものを保護者が用意します。子どもは自由にちぎった折り紙やシールを鱗の部分に貼り作ることで、子どもそれぞれの個性が出る作品が完成します。

他にも鱗として子どもの手形を取った紙を何枚も用意し、色画用紙に貼りつけた鯉のぼりを作ってみることもおすすめです。記念として手型を保存できるため良い成長の記録になり、インクで取った足型を使用して鱗をつける方法もあります。

鯉のぼりとそのスタンドを共に工作する場合は、まずミニサイズの鯉のぼりを好きな色のフェルトで作ります。鯉のぼりを割り箸の側面に直接貼りつけることで、ピンと横向きに流れている外観のスタンドタイプの鯉のぼりが完成します。鯉のぼりのポールを差し込むための屋内用スタンドの作り方は、100円グッズの木板を重ねて穴を開け工作手します。

室内に飾るスタンドタイプの鯉のぼりをDIYすることはスタンドのみに限らず、鯉のぼりも自ら工作することにより大きさ或いは色あいを好みのもので揃えることが可能です。そして廃材を使用して工作した鯉のぼりもあります。

工作の万能素材いえるトイレットペーパーの芯を、使用した場合はコロンと可愛い鯉のぼりが完成します。不要になった封筒でも簡単に飾れる封筒の形をそのまま活かした鯉のぼりが作れます。アルミホイルを棒の先に付けることでちょっと本格的な作りです。

鯉のぼりをアートテクニックを使用して工作することも可能です。デカルコマニーやスクラッチなどのアートテクニックは、簡単にシンプルな方法で面白い作品ができるのが魅力といえます。

アートテクニックを利用することでオリジナルの型紙を使用した、楽しくステンシルでお洒落な鯉のぼりも完成します。さらにマスキングテープを使用して、鯉のぼりの好きな形の鱗を作れる方法があります。