鯉のぼりを写真に撮るときのコツ
5月になり、せっかく飾った鯉のぼり。片付ける前にカメラで撮りたいという人もいるでしょう。
また、写真に撮って離れた場所に住むおじいちゃんやおばあちゃんに見てほしいという人も。
ですが、鯉のぼりって意外と撮影するのが難しいものです。全体を写したつもりでも、上の真鯉がきちんと入っていなかったり、尻尾がきちんと入らなかったりします。
どうせなら、綺麗に撮りたいものです。ここでは、鯉のぼりを写真に撮るときの方法やコツについて詳しく紹介します。方法やコツがわかれば、もう失敗することはありません。
【 太陽の位置に気をつける 】
どのように鯉のぼりを撮るかの前に、まずは太陽の位置について確認することが大切です。鯉のぼりの多くは外に飾っているたて、青空をバックに撮りたいという人も多いでしょう。
ですが、太陽の位置を間違えてしまうと、画面が暗くなったり、綺麗に撮ることはできまん。
空をバックに撮るときには、順光を意識して撮るといいでしょう。順光というのは、被写体の正面から光が当たっていることです。これなら、青空や鯉のぼりがはっきり見えます。ですが、お子さんを鯉のぼりの前に立たせて撮るときには気をつけましょう。正面から光を浴びていると、眩しくてついつい目を閉じてしまいます。
順光を利用して撮るときには、少し斜めから撮るようにすると、眩しくて目を閉じてしまうということはありませんし、鯉のぼりも青空も綺麗に写ります。
【 風を待つ 】
鯉のぼりが綺麗に見えるのは、やはり風が吹いたときです。
まるで空を泳いでいるように見えるため、ダイナミックな写真も撮れます。このときに失敗しがちなのは、風の速度やタイミングを間違うことです。
風が弱すぎると、鯉のぼり全体が重たく感じてしまい、泳いでいるようには見えません。また、風が強すぎては激しく動きすぎてしまい、出来上がった写真がブレてしまいます。
このときには、連写機能を活用するといいでしょう。連写だったら、続けて撮ることができるので、タイミングをはかることもありません。数多くの写真の中から、お気に入りの1枚を選ぶだけです。鯉のぼりと人物のちょうどいい瞬間を選ぶことができるので、お子さんには様々なポーズをとってもらうというのもいいでしょう。
連写というのは、狙って撮る写真とは違い、奇跡的な1枚が撮れる可能性があります。
【 人物とのバランス 】
鯉のぼりだけを撮るのもいいですが、やはりお子さんと一緒に撮りたいものです。
お子さんの成長した様子を一緒に収めることで、もらった人も微笑ましい気持ちになるでしょう。
ですが、鯉のぼりと人物の両方をうまく並べることが大切です。鯉のぼりだけに集中すると人物は小さくしか撮れませんし、人物に集中すると鯉のぼりが綺麗に撮れません。
人物と鯉のぼりを一緒に撮るときのコツは、両方のバランスをよく考えて撮影することです。
多くの人が間違うのは、自分が下がり過ぎることです。これでは、鯉のぼりも人物も小さくしか写りません。
まずは、鯉のぼり全体が綺麗に入る位置まで下がります。そしてお子さんには鯉のぼりの下に立ってもらいます。
それから、お子さんにゆっくり近づいてきてもらいます。ちょうどいい大きさに見えたら、後は写真を撮るだけです。
【 横並びの鯉のぼりは撮る場所に注意 】
自宅に鯉のぼりが飾れないというときには、イベントなどで飾られる鯉のぼりを撮りに行くという人もいるでしょう。ですが、このときには撮る位置を気をつけることが大切です。
下から見上げるように写すと、何を撮ったかわからなくて、不満だけが残る可能性があります。
横並びの鯉のぼりを撮るときには、少し離れて撮るとおすすめです。
また、近くに橋などがある場合は、橋の上から撮るという方法もあります。まるで川を泳いでいるような印象になり、とっても涼しげな印象になります。
【 アプリで加工する 】
鯉のぼりは綺麗に撮れたのだけど、周囲の景色や人物が入ってしまい、なんだかいまいちということもあります。ですが、ベストショットというのは、狙って撮れるものではありません。
そんなときには、アプリで加工するのもおすすめです。
アプリのなかには背景を消せるものもあるため、鯉のぼりだけを強調することができます。
【 個性的な鯉のぼりを撮る 】
大胆なアングルや撮り方で、個性的な鯉のぼりを撮ってみるのもいいでしょう。
たとえば、鯉のぼりのアップの写真や、尻尾だけを写したものなどは、個性的に見えるので注目を浴びやすいものです。
鯉のぼりを写真に撮るというのは、意外と難しいものです。鯉のぼりの大きさは十分なのですが、人物がぼやけてしまったり、背景が写りこんでしまったりして、結局撮り直しということがあります。
また、デジカメとスマホでは、写しかたも違うということがあります。鯉のぼりを写真に撮る前には、まずはカメラでどのような写真が撮れるかを確かめてからにしましょう。
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