雛人形もタペストリーなら場所いらず
雛人形は飾りたいけれど、部屋にはすでに物があふれていて飾る場所がない、ということもあります。
特に子供が多い家庭であれば、子供部屋も家族で過ごす部屋も毎日の着替えや必要品でいっぱいになっていて、とてもじゃないけれど雛人形を飾るスペースを設けられないということもあります。
また、せっかく頑張って大人が飾っても、子どもはそんなことも知らずに散らかしてしまう、ということもあります。
そうした時は雛人形もタペストリーを選択すると良いです。
タペストリーであれば幅も場所も取りません。壁にかけることが出来るのでラクチンです。飾る時はもちろん、片づける時もコンパクトに巻いてしまうということもできるので良いです。
お人形を段飾りですべて出そうとすると大変ですが、タペストリーであれば1枚の布ですべてのお人形を登場させることができます。
スペースがないがために、雛人形はお内裏様とお雛様のみにしているという家庭もありますが、本来であればすべてのお人形に役割があるものですから、お披露目したいものです。こうしたすべての人形をお披露目するにもタペストリーであれば都合が良いでしょう。
パッチワークやちりめん細工を趣味にしている人も多いので、ハンドメイドが得意な人であればそうした趣味を生かして自分でタペストリーのお雛様を作ってみても良いでしょう。
年齢が大きくなるとお雛様のお人形をさわざわ飾るということも徐々になくなっていきますが、お雛様の日にはやはり雛人形を飾っておきたいものです。
タペストリーであればインテリアとして自然にお雛様を楽しむこともできるので良いでしょう。
ひな祭りの主人公は女の子ですが、女の子がいない家庭でもお雛様の感じを取り入れたいということがあるのではないでしょうか?そうした時は桃の節句としてタペストリーを飾っておくと良いと思います。
段飾りの人形やガラスケースの人形は女の子が生まれないとわざわざ購入しないことも多いですし、豪華なものは購入する機会もないでしょう。
そうしたいくつになっても楽しめるという意味でもタペストリーの雛人形は優れています。
お人形をモチーフにしたものでなくても、動物などで可愛く想像豊かなお雛様もたくさん登場しているので、自由に楽しみましょう。
タペストリーの雛人形はマンション用に需要が増えているということもあり、まさに今の時代にあった雛人形の形と言えます。
ですが、とても細かく手作りされているようなものは完全受注でしか注文を受け付けていないということもあるので、ひな祭りに間に合うように購入したいというようであれば早めに予約しておくようにしたいところです。
注文が多ければそれだけ発送までの日数もかかってしまいますから、タペストリーだからすぐに購入できるという感覚ではなく、お人形を注文するのと同様の考えでいたほうが無難です。
手作りの完全受注のものは刺繍一つ一つとても丁寧に作られているので、見劣りがしません。タペストリーを飾ると部屋が明るく華やぎます。
また雛人形を置くには狭いけれど、和のスペースもちゃんとあるマンションであれば、その小さな和のスペースを活かして、掛け軸のようにタペストリーの雛人形を飾ってみても素敵です。
タペストリーのメリットは壁に掛けられるということですから、その下のスペースにも物を置けることが便利です。
掛け軸として雛人形のタペストリーを飾って、その下のスペースには花瓶にさした桃の花などを飾ってみても良いでしょう。
ほんの小さな和のスペースでも立派にひな祭りを演出することができます。こうしたひな祭りの空間を作ることは、小さい子供はもう住んでおらず高齢者しかいないような家庭でも癒しになり、夫婦の楽しみにもなるでしょう。
こうしたイベントや行事、暦を感じられるスペースを作っておくと、普段あまり外出しないような人も癒しになって良いです。
在宅で仕事をする機会が多い人の安らぎの空間にもなります。忙しい毎日を送っていると、今日が何の日なのか、日本独自の行事やイベント、節句なども忘れてしまいがちになってしまいます。
そうした特別な日を感じられる飾り物というのは実はとても大事なものでもあります。
高級感、こだわりを出したいならタペストリーも国産のものを選びましょう。
和紙で丁寧に作られているものや、タペストリーであっても生地にこだわりがあるものは発色が違ったり、触った時の感触も異なるものです。
本物を飾ることでその空間が違って見えるということもあります。
大事にしたいと思う気持ちも強くなるでしょう。
お雛様といえばお人形を頭に浮かべますが、お人形以外でもお雛様を楽しめるものというのはたくさんあります。
住んでいる部屋に合うものを選んでいくことで、その時々にふさわしいお雛様のお祝いというのができるでしょう。タペストリーは写真にもおさめやすいので人を集める時にも良いです。