羽子板は小さいサイズが飾りやすい
羽子板は昔からある日本の伝統品であり、工芸品でもあります。
ですが現代の羽子板は海外のデザインのインスピレーションなども受けており、そても斬新で洋風な感じも取り入れられています。
神棚などがないような家であっても飾りやすいように小さいサイズなども多く販売されており、飾りの良さを間近で感じられるようにもなっているでしょう。
小さいサイズのものは飾れるものをより繊細に細かくして、その繊細さを楽しむことができます。ちりめん細工などで飾るのが一般的ですが、ちりめんではなくお気に入りのジュエリーなどを施して、楽しんでみても良いです。
羽子板なのでたくさんの商品が「和」のイメージでデザインされたりすることが多いのですが、和のイメージの中に洋風のデザインを入れてみても素敵です。
和洋折衷が感じられるものは日本人だけでなく海外の人からも好感を持ってもらえることでしょう。
子供のお祝いなどで羽子板を購入するのであれば、子どもが生まれた月の誕生石などをつけて見ても良いでしょう。
海外では代々伝統として宝石を受け継ぐこともあるので、そうした日本の風習の中に海外の伝統を入れてみてもお洒落な感じがします。手軽になんでも欲しいものを得られるような時代ですし、情報もSNSから取り入れることもできますから、あまり伝統にこだわりを持たなかったり、物を持たなくても満足できるようになっているという背景から、伝統品が家庭に飾られるようなことも少なくなっているでしょう。
羽子板は実物をみたことがないという人がいてもおかしくないものです。
ですが、本物がそこに存在しているからこそ感じられる何か、というのもあるので、子どもにはぜひ、日本の伝統のものでもある羽子板を飾ってあげたいものです。
小さいものであれば、さり気なく飾ってあることで記憶に残るということもあります。
また、何かを贈られる機会があっても、今の時代は残らないものを贈ることも多いです。
記念の品にしても贈り物にしても、食べたり使ったりして消費できるもののほうが邪魔にならず良い、という考えからきていることですが、それでもやはり何かが残っていないと、その時の思い出まで記憶からなくなってしまうことも多いです。
お土産の品なども、お菓子などの方がお菓子よりも喜ばれるかもしれませんが、お菓子の場合は食べたら終わりです。
しかし置き物などは、そのまま何年も残るので、ふとした時にその置き物のおかげでいつどこに行ったか、また誰からもらったものなどを思い出すことができます。
物というのは癒しだけでなく、そうした思い出として覚えておきたい記憶を大事にしてくれるものでもあるのです。
羽子板もそうした記念になるものとして飾っておくと良いです。
また、縁起の良い物でもありますから、そうした縁起の良いものを置くことで良い縁を招き入れたいという時にもおすすめです。
お正月などに飾るのが好ましいですが、ひな祭りやこどもの日に飾っても良いです。自分の好みを言えるような年頃であれば、子どもに自分の好みのものを選んでもらうというのも良いものです。
自分の気にいったもののほうが愛着がわきます。色々な思いを込めてオーダーで作るのであれば、木から選ぶといった、素材からこだわりを出すのも良いでしょう。
木のものというのは既製品でもたくさん販売されていますが、例えば家にある古いタンスを何かリサイクルしたいといった事であったり、捨てるには惜しい木製のものがあったら、それをリメイクして羽子板に使用するというのも良いです。
昔の木製のものというのはデザインが古くて今はもう使われないこともありますが、品は良く、そのまま捨てるには惜しいと感じるものがたくさんあります。そうした昔ながらのものを利用して、大事な羽子板に活用するというのも良いでしょう。
祖父母が使用していたものを孫が受け継ぐということにもなりますし、新しいものを購入して与えることばかりが伝統を受け継ぐということでもありません。
日常生活で使用していた木製の家具や物であれば、祖父母の思い出も詰まっているでしょうから、それを利用して綺麗に飾って残しておくことができれば、とても喜ぶでしょう。
羽子板のデザインをモダンにしてあげれば子供も喜びますし、子どもがまだ興味を持たない様であれば、親がインテリアとして好きなデザインにして部屋に飾れるようにしておくと良いです。
家に飾ってあるインテリアの中に、代々受け継がれてきた素材を使ったものがあると知れば、子どももその価値に注目するようにもなるでしょう。
羽子板は大きくも小さくもできますから、自分の好みに合わせた大きさのものを見つけましょう。また、大人用は大きいもので、子供用は小さいものを作ってもらい、親子でそれぞれ好きなデザインをもつのも良いです。
小さい物であれば、兄弟が何人かいても作ってあげることが可能です。