久月の五月人形
五月人形とは、男の子の誕生日を祝う、健やかな成長への願いが込められた、5月5日(端午の節句)に飾る大切な人形です。
端午の節句は、男の子の健康と成長を祈るお祝いの日です。由来やしきたりを大事にしながら、心を込めてお祝いすることがとても大切です。
五月人形には、武者や兜や鎧などにより、強い力で災厄を退けて、力強く育ってほしいというメッセージが込められています。
五月人形は、初節句の約2ヶ月前ぐらいの3月ごろから、準備するのが望ましいです。
五月人形には、家の中に飾る内飾りと、屋外に飾る外飾りがあります。このそれぞれの飾りは、出来れば両方飾ることが望ましいと言われています。
「人形の久月」のCMでおなじみの久月とは、江戸時代から始まる人形専門店で、五月人形や雛人形などの節句人形が有名な、日本を代表する人形製造の問屋です。
日本で二番目に古い、人形店の老舗でもあり、180年余りの歴史と経験を持ち、自然で調和のとれた商品を作り続けています。
久月の人形は、伝統と格式を重んじ、調和のとれた顔立ちであると評判で、とても人気があります。
久月の始まりは、1835年に、一人のさむらいが刀を捨て、人形職人を目指すようになったことがきっかけです。
職人魂と人形屋魂を大切に守りながら、現在でも変わらず、心を込めて良い人形を作り続けています。
人形の久月の店舗は、人形の街で知られている「浅草橋総本店」をはじめ、直営店として札幌、草加、相模原、静岡、名古屋、大阪、箕面、福岡、九州小倉など、全国にたくさんの店舗があり、足を運ぶのにもとても便利です。
浅草橋総本店へのアクセスは、JR総武線、都営地下鉄浅草線の「浅草橋」駅前になります。駐車場も完備されていて、おじいちゃんおばあちゃんや、家族みんなで五月人形選びを楽しむことが出来ます。
浅草橋総本店には、専属の人形作家が作った人形が、豊富に取り揃えられており、勇壮な五月人形の数々は、久月がずっと守ってきた伝統と歴史をあらわしています。
また、久月ではオンラインストアなども充実しています。
久月の五月人形には、鎧飾り、若大将飾り、兜飾り、武者ケース入り、ケース飾り、着用兜、着用鎧、子供大将、収納飾り、吊るし飾りなど、色々な種類の五月人形が豊富に揃っています。
武者ケース入りは、端午の節句に飾る勇壮な人形の総称であり、桃太郎、金太郎、神武天皇、飾馬、馬乗大将などがあります。
ケース飾りには、伊達政宗兜のガラスケース飾りや、上杉謙信兜のガラスケース飾り、着用兜のガラスケース飾りなどがあります。
着用兜には、上杉謙信着用兜などの有名武将のものもたくさんあります。
子供大将には、武者人形のガラスケース飾りなどがあります。
収納飾りには、コンパクト収納飾りなどもあります。飾る場所が限られているところでは、コンパクト収納飾りはとても嬉しい商品です。
吊るし飾りには、室内鯉のぼりタペストリーなどがあります。
室内用に、お洒落なちりめんで作られたタペストリーなど、とても可愛いものがたくさん揃っています。
外飾りの鯉のぼりは、立身出世を祈るもので、五月晴れの空に泳ぐ元気な鯉のぼりは、端午の節句にふさわしい飾りです。
鯉のぼりは、スタンドセットや室内用セットなど、飾る場所や生活スタイルによって選ぶことが出来るので便利です。
久月の五月人形で人気商品は他にもたくさんあり、源義経の兜飾り桐箱入りや、ケース入りの金太郎、ケース飾りの武者人形、コンパクト兜ケースの兜飾り、コンパクト桃太郎の収納飾り、伊達政宗の兜ケース飾りや収納飾りなどがあります。
お店に直接足を運んで五月人形選びをするのも楽しいですし、日本の伝統である五月人形の、鎧や兜などの飾りには、男の子が病気や事故などの災厄を逃れ、力強くたくましく成長してくれるように、身を守るお守りとしての役目があります。職人さんたちによって、心を込めて作られた五月人形を飾ることで、世代を跨いで伝統が受け継がれていくことは、とても素敵なことです。
男の子のお祝いの日に、大切なお子様のために家族や親戚で選ぶ五月人形は、とても貴重なものです。
たくさんの商品の中から一つを選ぶことはとても大変ですが、人形に出会った時の第一印象を大切にして、素敵な五月人形に出会えるように、下調べなども大切です。久月の信念である、細部から素材の工程までこだわる姿勢のなかで作られた、伝統ある人形をの中から、お子様のための気に入った五月人形が見つかるかもしれません。
初節句の大切なお祝いに向けて、早いうちから色々楽しみながら、家族一緒に五月人形選びが出来ることは、本当に幸せな時間です。
5月5日(子どもの日)の端午の節句が、子どもたちにとっても家族にとっても楽しい思い出の日となるように、また子どもの健康と成長を祈りながら、日本の文化を大切に伝えていけたら素敵です。