鯉のぼりのタペストリーは飾る場所に困らない
こどもの日は桃の節句のひな祭りよりも飾るもの、準備するものが多い印象です。
ですから飾りもののお人形といえば女の子のイメージですが、必ずしもそうではないというのをこどもの日の準備で感じるような人も多い事でしょう。
子どもの日は五月人形とセットで兜飾りを飾ることも多いですし、刀や破魔矢などを飾ることもあります。和室のスペースに余裕があれば菖蒲など、さらに飾り物が増えることもあり、準備する側は大忙しになってしまうでしょう。
そうした家の中に飾るものだけでなく外に飾るものといえば鯉のぼりです。
大きな鯉のぼりは風が吹くと大きくなびくので、遠くからでも圧巻です。ですが田舎の大きな家で、周りが田んぼや畑といった環境でないと設置できないという問題も出てきます。万が一強風で倒れてしまった時の修復もそうですし、設置から片付けまで周囲に余裕がないと難しい場合が多いからです。ですから鯉のぼりを飾るにしても、ベランダであったり部屋の中で飾るのが精いっぱいということも多くなってきています。
ですがこうした動くものや普段見慣れない飾りを出すと遊んで壊してしまう子供も多いです。特に家の中で飾る鯉のぼりは五月人形よりも触りやすく、先の風車は風で回るので子供の興味をひきつけます。ですからいくら安いものであっても、おもちゃのようなものであっても、壊されないために触れられる位置には飾れないということもあるでしょう。
そんな時におすすめなのがタペストリーの鯉のぼりです。
タペストリーであれば、部屋の場所もとりませんし鯉のぼりを手軽に感じることもできるのでおすすめです。
小さい子供がいる家庭であれば動く鯉のぼりや、風になびく鯉のぼりが楽しめて良いということもありますが、すでに子供が大きくなってしまい、純粋に鯉のぼりを見て楽しむような年頃ではなくなってしまったような時は、もう鯉のぼりはしまったままになってしまうこともあります。
季節の暦を感じるために、インテリアとして鯉のぼりを飾りたいということもあります。また、そういった理由であれば子供がいない家庭も同じでしょう。ですからそんな時は置き物であったり、イラストであったり、鯉のぼりを別の作品で楽しむということが良いです。
タペストリーも、そういった理由で選ばれることがあります。フェルトでつくったタペストリーは季節ごとにも代えやすいですから、子どもの日の季節だけ鯉のぼりのついたタペストリーを飾ってみても良いでしょう。
玄関に飾ればそれだけで5月の節句の季節感を出すことができますし、トイレなどぼんやりと考え事をするようなスペースに飾っても空間が上品になります。タペストリー一つで和の感じを出すこともできるのでおすすめです。
ハンドメイドが得意な人であれば、自分でオリジナルのものを作ってみても良いです。また、外国に住んでいる人に贈りものとしてタペストリーの鯉のぼりを贈ってみても良いです。置き物や設置が必要な鯉のぼりはその国の環境によって飾りにくいこともありますが、タペストリーであれば絵画のイメージで飾れるのでわかりやすく使いやすいです。
鯉のぼりは日本ではなじみ深いのでどのように飾るのか、どういった意味があるのかも知られていることがほとんどですが、外国の人はその意味も使い方も飾り方もわからないことが多いので、本格的なものを貰っても扱いに困ってしまうということがあるでしょう。
そうした飾りやすさという意味でもタペストリーの鯉のぼりが優れているでしょう。タペストリーはもともと外国にも広まっているものなので、もらった時に困惑するようなこともないでしょう。
タペストリーはどのような絵柄の配置にするかによってもイメージや感じが異なってきます。落ち着いたシックな色のものを選べば、モダンなインテリアが多い部屋にもなじみやすいですし、和風で落ち着いた感じのものにすれば古い家にも和風のインテリアの家にも良くなじみます。
飾った感じを頭に浮かべることによってどのようなものを選べばよいのかがイメージしやすくもなるでしょう。通販などでも販売されているので、身近なお店で手に入れることができないような時は通販などで探してみると良いでしょう。
日本にこだわらず、色々な国の要素や、エキゾチックな配色のものを選んでも面白いので、感性豊かに楽しんでみると良いのではないでしょうか。
タペストリー一つ飾るだけでも季節感が出ますし、部屋のイメージが変わります。置き物や大きな飾り物が苦手というの人や、置くものを飾る習慣がないという人は壁に飾ることができるもので楽しんでみましょう。
子どもの日祖父母と一緒に楽しむことができないのであれば、祖父母とセットで同じタペストリーを購入して、それぞれの家に飾ってお祝いする気持ちを共有してみるというのも良いです。会えなくても物を共有することで楽しい気持ちになれます。
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