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■雛人形・五月人形FAQ

雛人形・五月人形など節句人形に関するよくある質問をFAQ形式にまとめました。
ご参考にどうぞ。

 

 

●雛人形 - よくある質問 -

 

 

 

Q1. 初節句、上巳の節句、ひな祭りとはなんですか?

初節句とは、お子様が生まれて初めて迎える節句のこと。三月三日のひな祭りがこの日に当たります。
また、三月の最初の巳の日であることから、正式には「上巳の節句」と言います。
さらに、この頃は桃の花が咲く時期なので「桃の節句」と言う名でも親しまれています。

 

 

Q2.ひな祭りには何故雛人形を飾るのですか?

ひな祭りはもともと、平安時代のお人形(ひいな)遊びと、人形に自分の厄を移して海や川へ流した「流し雛」の行事が結びついたものです。
そこから、ひな祭りでは、人形が身代わりになり、子供に災いが降りかからないようにという家族の願いや、人生の幸福が得られるようにという暖かい気持ちを込めて人形を飾るようになりました。

 

 

Q3.雛人形の贈り主は?

昔からお嫁さんの実家から贈られることが多かったようです。
しかし昨今では、両家で折半して買い求められることも、稀にござます。
仲人や親戚の方は、ケース入りのわらべ人形や御所人形・市松人形などを贈るのが一般的です。

 

 

Q4.雛人形の飾る期間は?

関東地方は、立春(二月四日)頃から3月3日にかけて、関西地方は、3月3日〜4月3日までお楽しみください。(関西地方の方も早くより飾られ、長くお楽しみになるには結構かと思います)
そして、お節句がすんだら早めに、天気のよい、乾燥している日にしまってください。
また、人形を手放す際は、全国各地で行われている人形供養を受け、納めてもらうとよいでしょう。

 

 

Q5.二女、三女にも、それぞれ雛人形が必要ですか?

雛人形には、そのお子様の成長と幸福を祈るとともに、お子様の身代わりとなって厄を受けると言う意味があります。
ですから、人形を兼用したり譲り受けたりすることは、本来はおかしなことなのです。
できれば次女、三女にも、それぞれ小さくても良いですが雛人形を持たせたいものです。

 

 

Q6.初節句にお祝いをいただきましたら、お返しはどうしたらよいでしょう?

お祝いをいただいたら、「内祝い」としてお子様の名前でお返しをします。
本来の形としては、お礼の手紙などを添えて贈ります。お子様のスナップ写真を添えても喜ばれるでしょう。
ただし、その方をお祝いの席に招くのであれば、お返しはいりません。

 

 

Q7.男雛女雛、どちらが右?左?

どちらが右でも左でも、間違いではありません。江戸時代までの日本の礼法では左が上座だったため、京都や、昔の習慣を大事にする地方では、男びなを向かって右に飾ります。しかし現在では、欧米のマナーの影響を受けて右上座が定着し、男雛は向かって左です。
ただし、四段目の左大臣・右大臣は左上座で飾ります。老人の左大臣は向かって右となります。

 

 

Q8.お雛様をしまうのが遅れると、お嫁に行くのが遅れるといいますが?

それは根拠のないことです。
お雛様を飾る時期・しまう時期は、その季節の範囲内ならいつでも結構です。
ただし、しまう時は天気のよい日にほこりを払ってからしまってください。人形は、湿気・ほこり・汚れを嫌います。

 

 

Q9.ひな祭りには、どんな料理をだしたらいいですか?

ひな祭りのメニューには、はまぐりのお吸物やお寿司がつきものです。はまぐりはカラをぴったり合わせることから、幸せな夫婦を意味します。また、この頃、新鮮な魚介類や春の野菜が出回るので、お寿司が好まれてきました。料理の他には、お子様が好きなお菓子やジュースがあればじゅうぶんでしょう。昔はひな祭りの前夜を「宵節句」と呼び、女性を中心にパーティーをしました。
今でも子供達が集まり、ひな祭りパーティーを開くことがありますが、大げさに考える必要はありません。

 

 

Q10.三人官女の真ん中の人形に眉がないのはなぜ?

昔は、結婚をすると眉をそり落とし、歯を黒くオハグロで染めました。つまり、三人官女の真ん中の人形は、結婚している年長の女官長なのです。
両側の官女は眉があるので未婚の女性ですが、一人は口を開け、一人は口を閉じています。
このようにお雛様は、十五人が全部違う顔、違う表情をしています。十五人の表情や顔を作るのは、一人の人形師。表情は違っていても、面相が揃っていることを「揃い」と言います。

 

 

Q11.お雛様の値段は、どんなところで違うのですか?

人形については、腕のよい職人かどうかが値段に反映されます。人形の作り、衣装の金欄の品質と仕立て方、製造数も関係します。お道具については、木製かプラスチックか、木地の仕上げの細かさ、塗りの蒔絵の技術、金具の細工などで値段が決まります。
その他、雛段の材質と厚み、布の材質、箱型か木製の組立て雛段か、あるいは変り型の雛段かで、それぞれ値段は違ってきます。

 

 

Q12.お雛様を選ぶとき、どんな点に注意したらよいでしょう?

永い間、飾って楽しむ人形ですから、あまり細部にこだわりすぎず、飽きがこないお好みの顔をお選びください。第一印象を大事に考えられたらよいでしょう。
チェックポイントは、バランスがとれていて仕上げがキレイかどうか。人形の顔のことを「頭」と言いますが、セットの場合は同じ職人の手による「揃頭」であるかどうかもポイントです。京風頭は眼が細い古典的美女、一方、江戸風頭は眼の大きい現代風美女とも言えます。頭は下から見上げると明るく見え、見下ろすと少し暗く見え、見る角度によって表情が変わります。
全体としての配色のよさ、仕立がキチッと固く感じられること、衣装の仕上げがていねいで着つけがだらしなくない点にご注意ください。衣装の色柄はお好みですが、全体の調和をお考えください。木目込人形のチェックポイントは、布が木地に密着していてデコボコしていないこと、木目込んだ部分がケバだっていないこと、人形の座りが安定していることです。

 


 

●五月人形 - よくある質問 -

 

 

 

Q13.なぜ五月人形を飾るのですか?

兜や鎧は身を守る道具。武家社会の中で、男子にとって非常に大切なものでした。やがて江戸時代に入り、泰平の世となってからは、子供の身を守り、災いがかからないようにという願いを込めて、鎧や兜を飾る風習が広がりました。
赤ちゃんがたくましく立派に育つようにという祈り、そして受験や就職、結婚など人生の幸福に恵まれるようにという気持ちを託して飾るのです。

 

 

Q14.なぜ菖蒲を飾るのですか?

古来、菖蒲には邪気を払う力があると信じられていました(現在でも、菖蒲の葉や根を刻んで、湯に入ると健康によいとされています)。
故に昔から、5月5日の日に無病息災を祈る宮廷行事で用いられ、民家でも軒に飾られたり、子供の遊びに使われたりしました。
武家の時代になると「菖蒲」と武を尊ぶ意味の「尚武」が結びつき、男の子にふさわしいものになりました。
また菖蒲の花がこの季節に咲くこともあり、端午の節句に欠かせないものとなったのです。

 

 

Q15.どんな人形を飾ったらいいのですか?

五月飾りは、家の中に飾る「内飾り」(鎧飾り・兜飾り・子供大将飾り)と屋外に飾る「外飾り」(鯉のぼり・武者幟)に大きく分けられます。
お子様の無事の成長を祈るための内飾りと、立身出世を祈るための鯉のぼりとは、質も意味あいも違うので、両方飾ざれますと最高です。

 

 

Q16.五月人形の贈り主は?

一般的には、お嫁さんの実家から贈られるとされていますが、今日では、かわいいお孫さんのために両家で折半し、たとえば、鯉のぼりはお嫁さんの側で、五月人形はお婿さんの側で、というように分けることもあります。

 

 

Q17.五月人形の飾る期間は?

関東地方:春分の日(3月20日)頃から5月5日
関西地方:おひな祭りが終わります4月3日頃から6月5日まで

この期間を目安に飾りお楽しみ下さいませ。
なんといっても大切なことは、毎年飾ること。年1回のお子様のためのお祭りですので、ぜひ、めんどうくさがらずに飾ってください。ご家族の願いもきっとかなえられるでしょう。しまうのは、節句の期間が過ぎますと天気の良い日に収納したいものです。鯉のぼりも同じです。

 

 

Q18.どのようにお祝いをしたらよいのでしょうか?

本来は5月5日の当日、または5月4日の晩(宵節句と言います)に、お客様をお招きしてお祝いします。
お祝いをいただいた方をお祝いの席に招待すれば、お返しの必要はありませんが、来られない方には、お子様のお名前で内祝としてお返しします。古くから、粽や柏餅が多く使われています。赤ちゃんのスナップ写真を添えたお手紙といっしょにお贈りすれば、なお喜ばれます。

 

 

Q19.次男、三男が生まれたら人形はどうするのですか?

五月人形は赤ちゃんの身代わりとなって厄を受けています。一人一人のお守りなのです。
神社のお守りを二つに割って、二人で分けることはしないのと同じように、父親の五月人形を譲り受けたり、兄弟兼用にしたりすることは避けたいものです。
何かの事情で人形を持っていられなくなったら、全国各地で人形供養が行われているので、供養を受けてからおさめてもらいましょう。

 

 

Q20.なぜ、粽や柏餅を飾り食べるのでしょうか?

二千年以上も昔、中国にあった楚の国の高貴な詩人を偲び、5月5日に竹筒に米を入れて供養しました。これが粽のはじまりとされております。
柏の木は神事に使われ、赤ちゃんに丈夫に育ってほしいと願うお祝いに、ふさわしいものだったのです。

 

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