羽子板 コンパクトサイズの探し方
羽子板飾りは伝統工芸品ですが、専門店に行かなくても通販で手軽に購入することもできます。
初めて購入する場合はどういったものを選べばいいのかわからないことで、まず通販サイトの検索機能を使って「羽子板」で検索してほしいものを見つけるということもあります。
ですがこうした検索する時も検索のキーワードが大まかだととてもたくさんの該当商品が出てきてしまい、全部を見るのは大変ですべて見きれない、ということも多いです。なのである程度検索する時に多くのワードを使って絞り込むようにしましょう。
最初から大体どれくらいの大きさのものが欲しいということで決まっているのであれば、サイズも検索ワードに入れると良いでしょう。まだどれくらいのサイズのものが良いのか決まっていない、ということであれば大きい、小さいで検索してみても良いですし、収納に困らないものやケース入りのものが欲しいということであれば、コンパクトで検索してみると良いです。
特に子供用に購入するのであれば、かわいらしくコンパクトなものが好まれるということもあり、モダンなものも見つけやすくなるものです。
羽子板を実際に遊んで使うことはないですが、日本の伝統的な要素が詰まっていますし、技術も感じることができます。羽子板の歴史は古く室町時代から使われていたともいわれています。正月飾りや羽根突き遊びの道具としてだけでなく、女の子が生まれた際は無病息災のお守りとしても飾られてきました。お守りのような役割として考えていくと良いでしょう。
羽子板も昔のものはとても大きくて飾る場所に困ってしまうことがありますが、現代風につくられているものはほとんどがコンパクトです。大幅に場所をとらないものがほとんどですから安心できます。もし羽子板選びで迷うようなことがあれば、羽子板を販売している通販サイトのランキングなども参考にすると良いでしょう。どういったものがリアルタイムで選ばれているのかがわかります。
迷っていたり、特にこだわりがないような時は特にランキングというのは参考になります。ここ数年多く選ばれているのはモダンでお洒落なものですが、オシャレなだけでなくコンパクトでモダンインテリアにも良く似合う、ガラスケース入りのものが主流になってきています。
シンプルなものから豪華なものまで勢ぞろいしているので、楽しく選べます。こうしたモダンなものは洋のイメージにも似合いますからおすすめです。節句のお祝いも和食ではなく洋食でお祝いする家庭もありますから、モダンな羽子板を飾って楽しくお祝いをしながら、自然と日本の伝統に触れさせるようにすると良いでしょう。伝統的なものも、押しつけがましくなく未来に残していくことができます。
羽子板を選ぶときはデザイン重視で、自分が良いと思うものを直感で選んでみるのも良いですが、羽子板と一言で言っても種類や用途もさまざまです。ですから用途に合わせて選択するのが一番です。大まかに女の子の初正月用、正月飾り用、遊ぶ用のタイプに分けて、どれに当てはまるのかで見つけてみるとぴったりのものに出会えるでしょう。どんなシーンで使いたいのか、どこに飾って楽しむのかをイメージしながら選んでみるのも良いでしょう。
羽子板は羽根が蚊を食べるトンボに似ていることから、厄除けとしての意味も持ちます。昔は蚊に刺されて病気になってしまうこともありましたから、病気の原因となる蚊に刺されないようにするためのもの、としても飾られました。赤ちゃんの時に体が弱かったり、何かしら気になる病気や持病などがあるような時は、これからの健やかな成長を願って羽子板を飾るのも良いでしょう。
そしてデザイン以外で購入する時に迷うのが値段です。パッと見て同じに見えるサイズ・デザインの羽子板であっても、品によって値段が全く異なる場合があります。そういった時、縁起物でなければ安いものをお得だと感じて選ぶことも多いですが、縁起物である羽子板は安さだけで判断できないこともあるでしょう。実際、値段の差は羽子板の製造技法、素材によるものが多いですし、中には由緒あるブランドのものだからというおともあります。
羽子板にも製造技法がいくつかあって、それによって種類も異なってきます。それぞれの違いも聞いてから購入するのがおすすめです。1つ1つ手作りで、細かく立体的に作る押絵羽子板は特に値段は高額になります。時間も手間もかかっていますから、仕上がりもあざやかなものになるので満足度も高くなるのがメリットです。
その他にもプレス羽子板、描絵羽子板、木目込み羽子板など値段が手ごろの買いやすいリーズナブルな羽子板もあるので、価格を抑えたい時は素材から選んでみるのも良いです。ちなみに、今の羽子板はほとんどの場合、羽子板を購入すると一緒に透明のケースが付属していますが、中には羽子板のみでケースは別で申し込み、という場合もあります。ケースは不要、と考えて羽子板だけを購入する場合も、しまう時はケースがあったほうが便利ですし、飾る時もホコリから羽子板を守ってくれるのでケースはあったほうが良いでしょう。ケースがついていない商品でも、後で別でケースも購入するのがベストです。